夏休みこそ戦争について考えてみよう



夏休み中には「戦争」を意識させられる日が何日もあります。
たとえば8月15日の終戦記念日には、テレビや新聞などでも特集を組まれます。
普段子ども達の意識からは遠い「戦争」をこの時期に考えるということも、
意義があることではないかと思うのです。
とはいえ、親世代の私たちも戦争を身近に感じることは少ないので、
親の口から戦争について伝えることは難しいのではないかと思います。



子どもにも分かりやすい戦争の悲惨さを伝える映画としては、
「はだしのゲン」や「火照るの墓」などがあります。
これらの映画を親子で見て、考えるということもよい経験になるかと思います。
私の父は疎開経験がありますので、私が子どもの頃はよく夏休みになるとその
話を聞かされました。身内や知り合いの方で疎開経験のある方、
戦場へ赴いた経験がある方や学徒動員の経験がある方など、
お話を伺ってもよいかもしれません。
(悲しい経験を語りたがらない方も多いとは思います)



また、今も世界のどこかで「紛争」「戦争」があるのだということを意識し、
これらの争いをなくすためには一人一人が同あればよいのか、ということを、
特に小学校高学年以降の子どもたちには考えさせるのもよいと思います。

インターネットなどでもこういう情報を調べることはできます。
親の立場の私も普段から「平和」について意識することはなかなか難しいのですが、
8月6日の広島原爆投下の日などには黙祷をしたり、
15日にはテレビの特集を見て意識することが多いので、
そういう機会に考えるのもよいかもしれません。

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