どう読む?どう書く?頭のいた〜い読書感想文



7月下旬ごろに書店に行くと、「課題図書」のコーナーが出来ています。
書店員をしている友人がいるのですが、「終業式あたりになると、
課題図書に関する質問がぐっと増える」そうです。
感想文は、親御さんでも苦手な方も多い、頭が痛い宿題の1つのようですね。

件の書店員の友人から聞いた話で、よくある質問は
「感想文は、課題図書を読んで書かないと評価しないってほんとですか?」
「学年より下の本を読んで書いちゃいけませんか?」



実は課題図書で感想文を書くのは必須ではないようです。
ただ、小学校高学年〜中学生の女の子で、ままありますが、
いわゆるケータイ小説で感想文を書くというのはちょっとな、
と、個人的には思います。
課題図書の中には、普段は手にとらないようなものもありますので、
読書の幅を広げるという点ではよいのではないかと思います。
自然科学系の話、社会問題など範囲も広いです。
ただ、もともと読書が苦手で、文を書くのも面倒、
なのに感想文は全員必須で困った困ったという子もきっと多いでしょう。



たとえば小5のお子さんが、小3むけの本、でもよいかと思います。
読みやすくて、そのほうが書きやすいのであれば。
担任の先生も、読書が苦手な子というのは把握している場合も多いですしね。

私はそういう芸当は出来ませんが、図鑑などで書くのもアリ、かと。
解説まるうつしは避けたほうがよいです。どうせバレます。
解説を読んで、「この本の作者の人は○○だったんだな、と思いました」と、
自分なりの感想がかければよいです。「面白かった」なら、何が?どんなふうに?
と、ふくらませる。「読書感想文の書き方」なんて本もありますよ。

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